特別展 煎茶と盆栽~「盆栽」の夜明け
期間:令和6年2月10日(土)~3月20日(水祝)
場所:ロビー、コレクションギャラリー、企画展示室
「鉢植え」から「盆栽」へ ―文人趣味が変えた盆栽の歴史
「鉢植え」から「盆栽」へ―江戸の園芸から現代の盆栽文化へと至る分岐点に、幕末から明治時代にかけて大流行する文人(詩書画を趣味とする人)による煎茶趣味があります。
中国の文人文化に範をとり、上方(京・大阪)の文人たちが盛んに開催した煎茶会において、飾りの道具の一つとして盆栽が取り入れられました。この煎茶会を通して、江戸時代以来の鉢植えは、文人趣味の洗礼を受けて決定的な変化をもたらされ、現代に続く「盆栽」が成立していきます。
本展では、文人趣味が与えた変化として、①呼称、②飾り方、③盆器、④樹形の4点を取り上げ、煎茶会図録や文人文化を示す資料から、今日の盆栽文化が成立した過程を紹介します。
会 期
令和6年2月10日(土)~3月20日(水祝)
休館日
木曜日
会 場
さいたま市大宮盆栽美術館 ロビー、コレクションギャラリー、企画展示室
主 催
さいたま市大宮盆栽美術館
特別講演「煎茶の精神と文人文化」
講師 工藤 宏 氏(元入間市博物館学芸員)
日時 3月10日(日)14:00~16:00
会場 講座室
定員 30人 ※要事前申込み
参加費 無料
応募方法 さいたま市生涯学習情報システム(https://gakushu.city.saitama.jp/)
応募期間 2月1日(木)~2月29日(木)
※抽選制。 受付期間終了後、3日以内に電子メールで当選、落選を応募者全員にお知らせします。あわせて、ご自身でも「さいたま市生涯学習情報システム」で当選、落選をご確認ください。受付終了後3日を過ぎても、電子メールや「さいたま市生涯学習情報システム」で確認ができない方は、当館へお問い合わせください。
特別展スライドトーク「煎茶会図録から見る盆栽文化」
講師 展覧会担当学芸員
日時 2月11日(日)13:30~14:30
会場 講座室
定員 30人 ※先着順
参加費 無料
また、イベント終了後、スライドトークの録画映像を「YouTube」(限定公開)に配信します。
配信映像は、以下のURLをクリックしてご視聴ください。
特別展ギャラリートーク
日時 2月17日(土)、3月3日(日)、3月16日(土) 各日13:30~
会場 ロビー、コレクションギャラリー
担当 展覧会担当学芸員
※当日有効の観覧券をご用意の上、ロビーにお集まりください。
特別展チラシダウンロード(PDF)