特別展 ウキヨエ植物大図鑑~「盆栽づくし」を楽しみつくす!【会期延長します!】
期間:令和6年9月21日(土)~11月4日(月祝)会期延長!
場所:大宮盆栽美術館 企画展示室
ご好評につき、会期を延長します!
新会期(後期):10月12日(土)~11月4日(月祝)
特別展スライドトーク(会期延長に伴い追加開催)
日時:11月3日(日)14時から15時まで
会場:大宮盆栽美術館ロビー
定員:30人(席数)
参加方法:当日13時30分から先着順(聴講無料)
【小学生向け】展覧会を楽しむクイズシート「はちうえをさがせ!」
おもに小学生を対象としたクイズ形式のシートを会場で配布しています。
クイズに答えて「はちうえ」を探しながら、おとなも子どもも展覧会を楽しもう!
すべての問題に答えたら、受付でかわいい盆栽シールをプレゼントします。
ぜひ挑戦してください。
およそ130種、1,416点のウキヨエ鉢植えを大公開!
(※前後期合わせ)
浮世絵版画の分類のひとつ「おもちゃ絵」に、「ものづくし絵」と呼ばれる一群があります。主に子ども向けに摺られた版画で、ある題材をテーマに、多くの種類を描き集めて図鑑のように一覧にした図です。たとえば、さまざまな鳥や動物の種類を集めた「鳥づくし」や「獣づくし」などのほか、江戸時代の園芸文化の流行を背景として、「植木づくし」や「鉢植えづくし」と題された鉢植え植物のものづくし絵も数多く作られました。鉢植えの傍らには植物名を記載する図が多く、楽しみながら絵を見て、植物も文字も学ぶことのできる子ども向け植物図鑑のような1枚摺りの版画です。
鉢植えづくしの植物は、いずれもよく知られた種類がほとんどですが、同時代の百科事典では地植えの状態や植物のみを描くのに対し、もの尽くし絵では鉢植えによって表されています。このことは、当時の園芸植物の在り方を示すとともに、人々の生活に鉢植えが根付いていた実態をも明確に語っています。
本展では、個人収集家の所蔵品を中心に、調査の結果明らかとなったおよそ130種、総点数1,416点に及ぶ鉢植えが描かれたものづくし絵を主として、「ふ(富)」からはじまるおめでたい鉢植えを描いた有卦絵(うけえ)も取り上げ、植物の種類や特徴を個別的に、また総覧して“見て、知る”、ものづくし絵ならではの楽しみを紹介します。
子どもも大人も楽しめる! 1枚摺りの江戸植物図鑑!!
■章立て
1 植物大好き! 江戸園芸の大流行
2 見る、知る、楽しむ! ビジュアル植物大図鑑
3 「ふ」のつくものを探せ! 有卦絵のなぞ解き
■出品物の一例
歌川芳藤「草花植木づくし」安政5年(1858)2月、個人蔵(後期)
歌川重宣「新板植きつくし(校合摺)」弘化4年~嘉永5年(1847~1852)、個人蔵(前期)
歌川芳藤 「しん板うゑ木づくし」 明治12年(1879)8月29日 個人蔵(前期)
歌川重宣(有卦絵)安政5年(1858)4月、個人蔵(後期)
■特別展スライドトーク
出品作品の見どころをスライドを用いて紹介します。
日時:9月21日(土曜日)、10月6日(日曜日)、【追加開催:11月3日(日)】全日程とも14時から15時まで
会場:大宮盆栽美術館ロビー
定員:20人(席数)
参加方法 当日13時30分から先着順(聴講無料)
■会期
令和6年9月21日(土曜日)~10月30日(水曜日)11月4日(月曜祝日)会期延長!
前期:9月21日(土曜日)~10月9日(水曜日)
後期:10月12日(土曜日)~10月30日(水曜日)11月4日(月曜祝日)※全点展示替え
休館日:木曜日
休室日:10月11日(金曜日)
■会場
大宮盆栽美術館 企画展示室
■資料、チラシ
・特別展出品資料一覧(ダウンロード:約420KB)
・特別展チラシ(ダウンロード:約6MB)
■展覧会図録
A4判横型、56ページ、カラー印刷
販売価格:1,000円
通信販売受付中 ※詳しくはこちら