- 名称
- 白交趾獅子耳付木瓜鉢
- 作者等
- Chinese Origin, Location Unknown
- 制作年代
- 清時代
- 寸法
- 幅:33.2cm x 高:13.1cm
- 資料番号
- B-043
交趾とは、コーチという地名の当て字で、本来はベトナムの北部地域を指す。日本では、コーチから来る船に積まれた、中国南部原産の施釉陶磁器を、交趾焼と呼ぶようになった。本作は、乳白色に発色する釉薬が掛けまわされた鉢で、花弁の開いた花のような形状は、木瓜形と呼ばれる。また、胴部両側面には、巻き髪の意匠も施された、ユーモラスな獅子面の飾りがつけられている。